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USB 新テスト項目RFIテスト | GraniteRiverLabs Taiwan

作成者: GRL Team|Apr 7, 2021 5:13:00 PM

By Wing Tseng – Test Engineer, GRL

 

無線通信の普及に伴い、電磁波の干渉がますます重視されるようになってきました。USBインターフェイスも高速化が著しく、電磁干渉が超目されるようになってきました。 USB-IFは、新たな試験として2021年4月1日、「USB 3.2 RFI System Level Test」を発表しました。
ここアプリケーションノートでは、RFIをテストする理由、テストの方法、テスト結果の判定方法について説明します。

RFI(Radio Frequency Interference)測定の必要性

無線LA(WLAN)で使用されている2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯は、USB 3.2 Gen 1x1とUSB 3.2 Gen 2x1の2.5GHと5GHzの伝送速度に近く、USBデバイスは時としてWLANの通信障害を引き起こすことがあります。 そのため、USB-IFでは、USBデバイスがWLANの通信品質に影響しないことを保証するために、RFIテストに設定しました。USB製品はこのテストに合格しなければなりません。

また、USB-IFは、WWAN、LTE、5Gなど、他の無線通信周波数帯におけるUSB製品のRFIも検証しています。

USB 3.2 RFIシステムレベルテスト(以下、RFIテスト)対象製品

以下の条件をすべて満たす製品がRFI試験の対象となります。

  1. USB Type-C®コネクタを使用
  2. USB 3.2 Gen 1x1以上の転送レートをサポート
  3. 製品タイプがDFP(Downstream Facing Port)

RFI試験に合格するために必要な製品のカテゴリは以下の通りです(表1)。

表1 RFI試験対象製品カテゴリ

 

USB 3.2 RFIシステムレベル試験用測定器リスト

RFIシステムレベル試験に使用する機材を次に示します(表2)。

表2 テスト機材

USB 3.2 RFIシステムレベル・テスト手順

主な試験手順を以下の表に示します(表3)。

表3 RFIテスト手順

 

RFI試験結果判定基準

上記の試験手順の実行後、得た試験結果をから、図1、表4 に示す基準値を下回っていることを確認します(4GHz~5GHzは判定されません)。

図 1 RFIテスト結果判定値

 

表4 RFIテスト結果判定値

 

テスト環境

図2 標準接続

 

図3 GRL RFI テスト設備

 

 

参考文献

  • USB RFI System Level Test Procedure, Rev1.0, August 21, 2020
  • USB 3.2 RFI System-Level Test Procedure, Rev1.1, November 24, 2020

著者
Wing Tseng GRL テストエンジニア, 台湾

USBPCIe®、SATA、DDRインターフェーステストの専門家。GRLの技術論文の著者であり、講師を務める。

Release date:  2021/04/08 AN-210408-TW